チームリーダー

PET分子プローブの実用化に向けて
分子イメージング技術を活用し、生活習慣病、神経変性疾患、精神疾患における病態解析や薬の評価など幅広い研究を行っています。
※2018年4月の組織改編により、当研究室の研究活動は生命機能科学研究センターに引き継がれます。
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分子イメージングのための新規分子プローブを開発するために、ライフサイエンス技術基盤研究センター内のチームや国内外の研究室と共同し、 様々な生体分子を標的に開発された分子プローブのin vitroおよび、in vivoにおける機能評価を行っています。特に、遺伝子改変マウスから霊長類を含めた疾患モデル動物を用いたイメージング研究を行い、分子プローブの実用化を図っています。
神経変性疾患の多くは脳内の炎症が原因で起こることが報告されており、その原因物質の生成酵素であるCOXは、炎症性疾患の診断や治療薬開発の標的として注目を集めています。 正常時にも一定量発現しているCOX-1を標的とする新しいPETプローブを開発し、 ラットの生体脳でのライヴイメージングにより脳内炎症過程の初期にCOX-1の機能が亢進している様子を観察することに成功しました。 脳内炎症の関与が考えられているアルツハイマー病やパーキンソン病などの病態解明や診断・治療法の開発加速が期待されます。
CLSTは、2018年4月1日からの理化学研究所第4期中期計画により、3つのセンターに改組されました。
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