チームリーダー

生体内の個々の細胞のふるまいと個体システムとしての機能を繋げる
※2018年4月の組織改編により、当研究室は生命機能科学研究センターの所属になりました。最新の情報は下記よりご覧ください。
> 生命機能科学研究センター 細胞機能評価研究チームのページ
チームリーダー
片岡 洋祐
〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町6-7-3
がんや認知症など多くの病は、身体の中の細胞が正常な機能を失ってしまうことで生じます。当チームは、PET、MRI、蛍光・発光イメージング法・顕微内視鏡・電子顕微鏡などのイメージング技術やオミックス解析技術を駆使し、体を構成する細胞が実際の組織内でどのように機能し、その異常が病態とどのように関わるかを研究しています。特に中枢神経組織幹細胞や前駆細胞、がん組織のイメージング法を確立し、これらの細胞の増殖・分化メカニズムの解明、中枢神経疾患および悪性腫瘍の新しい治療法の開発を目指します。また、疲労病態などの代謝動態の異常を解析し、細胞機能を制御・治療する技術を開発します。
中枢神経組織をはじめとする各臓器に存在する幹・前駆細胞に関する分子イメージング技術の開発をおこなっています。特にPETイメージングや蛍光・発光イメージング、光ファイバー顕微鏡イメージングなど、さまざまなイメージングモダリティー技術を駆使して細胞のふるまいを細胞レベル、組織レベル、臓器レベル、個体レベルで追跡し、その機能や病態との関わりを研究しています。
多くの中枢神経疾患や疲労・がんなどの病態において、組織における慢性炎症が深くかかわっていることが分かりつつあります。こうした炎症や疲労に関わる病態をメタボロームなどのオミックス解析・バイオインフォマティクスとイメージング技術を組み合わせて評価し、制御することを目指しています。また、生体内の免疫応答や組織修復・再生を制御するための光やプラズマを用いた新しい研究技術・医療技術の開発に挑戦しています。
[メディア掲載]
CLSTは、2018年4月1日からの理化学研究所第4期中期計画により、3つのセンターに改組されました。細胞機能評価研究チームの最新の情報は、下記よりご覧いただけます。
▶ 生命機能科学研究センター 細胞機能評価研究チーム [http://www.bdr.riken.jp/jp/research/labs/kataoka-y/index.html]
▶ このままCLSTのウェブサイトを閲覧する [メッセージが消えます]