ユニットリーダー

タンパク質合成を制御するRNP複合体を探る
※2018年4月の組織改編により、当研究室の研究活動は生命機能科学研究センターに引き継がれます。
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脇山 素明
〒230-0045 神奈川県横浜市鶴見区末広町1-7-22
哺乳類細胞の遺伝子発現は、主にmRNAの生成過程が注目されてきました。しかしmicroRNAの研究の進展により、転写後のmRNAが広範に制御を受けることが明らかになりました。現在では、発生・分化、免疫、発癌などの多様な生物学的プロセスに関わるタンパク質の合成が、mRNAの翻訳や分解の過程で調節されることが知られています。この調節には、多くのRNA結合タンパク質(RBP)とRBP結合タンパク質や非コード制御RNAが関与します。これらの因子群は、mRNAと会合して非常に大きなmRNP複合体を形成して、mRNAの翻訳や安定性を調節します。当ユニットは、mRNPの構造と機能を研究する新しい方法を開発し、mRNA制御の分子機構の解明を目指します。
CLSTは、2018年4月1日からの理化学研究所第4期中期計画により、3つのセンターに改組されました。
▶ 生命機能科学研究センター 非天然型アミノ酸技術研究チーム [http://www.bdr.riken.jp/jp/research/labs/sakamoto-k/index.html]
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