お知らせ
理研よこはまサイエンスカフェ 出張版を浅野学園 浅野高校で行いました
毎回好評の理研よこはまサイエンスカフェ。今回は出張版として、構造・合成生物学部門 生命分子制御研究グループ 非天然型アミノ酸技術研究チームの和田 章(わだ あきら)専任研究員が、12月16日に浅野学園 浅野中学・浅野高等学校(横浜市神奈川区)を訪問しました。
参加したのは28名の高校1年生。あっという間に定員が埋まってしまったとのことで、生徒さん達の科学に対する興味の高さが伺えます。
会は、理研横浜キャンパスの研究支援部総務課広報 長田さんによる横浜キャンパスの紹介から始まりました。理研にまつわるさまざまな数字を挙げていき、研究員が横浜キャンパスだけで約850人いるという事実に驚く高校生達。
和田さんは、「生命分子を人工的に創る・活かすケミカルバイオロジー!~最先端研究の現場からのメッセージ~」と題して、自身の小さい頃からの自己紹介に始まり、学生時代がどんな学生だったか、なぜ研究者を目指したのか、そして幅広い分野にわたる現在の研究内容をユーモアを交えて熱く語りました。講義では真剣にノートをとる姿や身を乗り出して質問してくださる生徒達も見受けられました。質疑応答では、鋭い問いに和田さんがタジタジとなる場面も。
「少しでも将来科学の道に進むことを考えている高校生の力になれれば良いと思います」と今回のサイエンスカフェに意欲的に参加してくださった和田さん。お話の後に行われた座談会では、客員准教授を務める横浜市立大学で一緒に研究している大学院生も加わり、活発な議論が行われました。
皆さんの科学に対する興味、知識、そして将来に対する姿勢や夢の高さに私達も驚かされ、非常に良い刺激を受けた1日でした。




次回のCLST研究員が講演する理研よこはまサイエンスカフェは2017年3月2日(木)、東京都千代田区立日比谷図書文化館にて行います。題目は核酸診断技術開発ユニット臼井ユニットリーダーによる「遺伝子診断って何だろう?」です。
2017年は理研よこはまサイエンスカフェも都内初開催!皆様のお越しをお待ちしております(事前申し込み制)