イベント
[3月5 - 9日] カロリンスカ研究所-理化学研究所 国際集中講義 「オミックスデータを用いた遺伝子制御におけるバイオインフォマティックス分析と疾患への応用」、"Bioinformatics analysis of gene regulation in omics data and its applications to medical problems"
[日時]
[時間]
[場所]
カロリンスカ研究所、ストックホルム、スウェーデン (3月5日~9日の講義のみ)
<日時詳細>
2月 26日(月) - 3月 2日(金) - 講義の資料の事前配布により予習)
3月5日 (月)- 3月9日 - カロリンスカ研究所(ストックホルム、スウェーデン)にて講義
カロリンスカ研究所の講義への出席は3月5日ー3月9日のみ
[概要]
理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター 機能性ゲノム解析部門とカロリンスカ研究所(スウェーデン)は、2018年2月26日(月)から3月9日(金)の5日間(休日、祝日を除く)、ストックホルム、スウェーデンにて大学院博士課程レベルの集中講義を開催します。
本講義は、スウェーデンならびに日本の大学院の博士課程在籍者を対象とし、世界最先端の国際研究機関で活躍する医学系・生物学関連領域の研究者から、直接知見を得る機会を提供することを目的としています。講義はすべて英語で行われ、国際色豊かな環境で受講できます。
受講者は、志望動機・コースへの適性について書類審査により選抜されます。また、コース修了試験に合格した受講者には、修了書を授与します。
参加応募締め切り(日本在学生):2018年1月28日(日)
[受講料]
講義は無料です。ただし旅費、滞在費等は自己負担。
*ライフサイエンス技術基盤研究センターは、日本の大学の若干名の参加者の、旅費、滞在費を一部援助いたします。応募の際に、援助希望、並びに理由を申し出て下さい。 最も必要性の高いと思われる方に援助いたします。
[コース内容]
通常(疾患ではない)と疾患時における調節不全の状態での遺伝子制御の原理をゲノムワイド並びに遺伝子座レベルから理解する
ゲノムシーケンシング技術とそれに伴うバイオインフォマティックス分析の基礎
実際のデータ(既発表プロジェクト)を利用したバイオインフォマティックス分析の実践
受講者はコース終了後バイオインフォマティクス分析の原理を理解し、基礎的な分析を行えるようになります。また、ゲノムワイド的な遺伝子制御研究に使われるオミックス関連解析技術、シーケンシング技術などを利用した実験計画の考案、並びにその妥当性を論理的に評価することができるようになります。
詳細はKarolinska Instituteのウェブサイト(http://kiwas.ki.se/katalog/katalog/kurs/2693)をご参照ください。
[講師陣]
Dr. Charles Plessy (シャルル・プレシ)
理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター
(http://population-transcriptomics.org/index.en.html)
Dr. Bogumil Kaczkowski (カチコフスキー ボグミル)
理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター
(http://www.clst.riken.jp/en/science/labs/strat/molnet/mncg/)
Dr. Erik Arner (アーナー エリック)
理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター
(http://www.clst.riken.jp/en/science/labs/strat/molnet/mncg/)
Dr. Masahito Yoshihara (吉原 正仁)
カロリンスカ研究所
(http://ki.se/en/people/masyos)
Dr. Gioele La Manno (ラマノ・ジオエレ)
カロリンスカ研究所
[コース構成]
本コースは、講義、ディスカッション(英語)、セミナーで構成されます。インターネットを利用しますので、各人PCのご用意をお願いいたします。
[コース終了認定試験]
ディスカッションでの議論への参加、セミナーにおけるグループプレゼンテーションの内容をもとに、最終的な必要な知識とスキルの習得を評価します。
受講者は2,3人のグループに振り分けられ、評価はグループごと、並びに個人のプレゼンテーション(英語)それぞれに評価されます。各グループは、コース内容に関連する課題を初日に与えられます。受講者自身が課題を提案することも歓迎です。その場合の課題は、コース内容に関連するものに限ります。最終日の修了試験時に、各グループはそれぞれの課題についてのグループプレゼンテーションを行い、全ての受講生が担当部分を個別に説明します。講師陣は、このプレゼンテーションをもとに、各受講者を個別に評価し、修了試験の合格判定を行います。
修了認定試験合格者は、修了証が授与されます。所属大学により定められている修了証が別途必要な場合は、コース開催前に必ず事務局にご相談ください。
[コースディレクター]
カールステン・ダーブ博士 (Dr. Carsten O. Daub)、カロリンスカ研究所
ピエロ・カルニンチ博士 (Dr. Piero Carninci)、ライフサイエンス技術基盤研究センター機能性ゲノム解析部門
[募集要項]
募集対象
日本国内の大学機関に所属する博士課程修学生(医科学、生物学および関連領域)。
現在日本以外の大学機関に所属する博士課程修学生で日本の研究機関に在籍する方も応募できますが、その場合、応募時に複数の機関に所属する経緯(主たる所属先、日本の在籍研究機関の在籍理由など)を明記する必要があります。なお、スウェーデンの大学の学生の選抜は終了していますので、ご了承ください。
定員および選考方法
受講者定員:日本国内の大学に在籍する希望者から20名。
受講者は、受講申し込み時の書類選考により選抜します。選考には志望動機を重視しますので、志望理由と将来の研究テーマにおける本コース履修の意義を著述して下さい。
応募書類 (受付は終了しました)
応募フォームにご記入ください。フォームには以下の内容が必要です。
1. 志望動機(英文文字制限なし、申し込みフォームに記入)
2. 研究テーマの概要(英文200単語くらい、申し込みフォームに記入)
3. 指導教員による参加承認レター(英文、文字数制限なし、書式は自由。申し込みフォームに要添付。)
[応募方法]
こちらの登録ページよりご応募ください。お問い合わせは ki_riken_course.gsc■riken.jp(■→@) までご連絡ください。
本コース応募者のうち選考合格者は全員コースを受講していただきます(例外的な場合を除く)。このため、応募に際しては指導教官等による参加承認を示す署名を添付してください。 応募者には、2018年2月5日(月)にEメールにて受講可否の連絡を送ります。
[宿泊施設]
宿泊施設は、受講者自身で手配ください。
[問い合わせ先]
Bioinformatics 2018 コース事務局
理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター 機能性ゲノム解析部門
〒230-0045 神奈川県横浜市鶴見区末広町1-7-22
Tel: 045-503-9222
Fax: 045-503-9216
Email: ki_riken_course.gsc■riken.jp※
※「■」記号を「@」に置き換えて下さい。
*Eメールによるお問い合わせは、件名に「Bioinformatics 2018」を明記してください。