ライフサイエンス技術基盤研究センターでは、国内外の若手研究者を育成する取り組みにも力を入れています。
若手研究者を対象に、分野横断的な交流を図る機会として下記のイベントを実施しました。若手研究者が自身の研究を発表する場としてだけではなく、海外の研究者との人材交流を通して、今後のキャリアディベロップメントや、新たな共同研究のスタートに寄与することを目的としています。
2014年7月11日 GSC七夕ミーティング
2017年3月29日・30日 さくらシンポジウム
CLSTでは、異分野の研究者同士による共同研究を推進すべく、互いの研究内容をより理解するためのセミナープログラムを実施しています。当初は、センター内で互いの研究内容を知ることが目的でしたが、次第に他センターや企業、他研究機関からも講師を招聘し、若手研究者がさまざまな分野を知り、自身の研究展開に活かすことが目的となりました。
2013年度 | 10回 |
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2014年度 | 6回 |
2015年度 | 7回 |
2016年度 | 8回 |
理研には、海外の優秀な学生を受け入れる制度が存在します。CLSTでは、これまでに28の国・地域から54名の学生を受け入れてきました。
国・地域名 | 実習生 | 研修生 |
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アメリカ | 6 | 0 |
カナダ | 5 | 1 |
フランス | 4 | 2 |
インド | 1 | 2 |
中国 | 0 | 3 |
イタリア | 1 | 1 |
オーストラリア | 1 | 1 |
オランダ | 2 | 0 |
ギリシャ | 0 | 2 |
スペイン | 0 | 2 |
タイ | 0 | 2 |
デンマーク | 0 | 2 |
カロリンスカ研究所と連携し、大学院教育の連携にも力を入れています。カロリンスカ研究所の博士課程の講義の一部をCLSTの研究者がおこなう国際集中講義を、ストックホルムと横浜で交互に毎年開催しています。
"Employing genome-wide technologies for functional regulation in development and disease
/発達と疾患における機能制御のためのゲノムワイド技術の採用"Epigenomics: Methods, Mechanisms and Application to Disease and Development"
"Non-coding RNA as epigenetic regulators: methods, omics technologies and applications in medicine"
Bioinformatics analysis of gene regulation in omics data and its applications to medical problems”